お知らせ
NEWS
令和8年度【おきなわ文学賞普及啓発事業】俳句講師派遣事業 ③
事業報告(第3回:豊見城市立豊見城学校)
おきなわ文学賞普及啓発事業の一環として、児童に俳句の魅力や言葉で表現する楽しさを知ってもらうことを目的に、豊見城市にある豊見城中学校へ俳句講師を派遣しました。
■実施概要
- 実施日:令和8年7月15日(水)16日(木)
- 場所:豊見城市立豊見城中学校
- 対象:中学3年生
- 講師:本木隼人氏、仲里栄樹氏
- 内容:俳句についての講話、季語についての学習、俳句創作など
■当日の様子
授業では、まず講師から俳句の基本的な決まりや季語について説明があり、身近なものを題材にして、自由に言葉を考えることから始めました。
児童たちは、学校生活で普段何気なく見ている風景などに目を向けながら、自分が感じたことを五・七・五の言葉に表現しました。
また、一つの題材に対して、たくさんの連想を膨らますことで色んな味方が出来て俳句の印象が変わることを学び、より伝わりやすい表現を考えながら作品を仕上げました。
完成した俳句を発表する時間では、児童一人ひとりが自分の作品に込めた思いを紹介しました。友だちの作品を聞くことで、自分とは異なる視点や感じ方にも触れることができ、俳句を通して言葉の面白さを実感する機会となりました。

■児童の感想
「取り合わせは普通のことと全く関係のない季語を組み合わせることでできると分かった。取り合わせは考え方次第で深まるんだなと勉強になった。」
「ぱっと目にしたものに季語を合わせることで、面白い作品になることを知った。」
「たった十七音だけでも様々な想像ができるほど俳句がもたらす表現力はすごいものなんだなとわかりました。」
「俳句を作るのは、必ず季語とつなぎ合わせた韻文でないと思っていたけど、逆につなぎ合わせず、不自然そうな意味に見える文でも逆に様々な視点を考えれるから、わざとつなぎ合わせない方法がいいと思ったし、つくってても案外難しくなかった。」
■講師からのメッセージ
今回の授業をきっかけに、これからも身の回りの小さな変化や季節の移り変わりに目を向け、「おもしろいな」「きれいだな」「なんだろう」と感じた気持ちを大切にしてほしいと思います。そして、自分が見つけたこと、感じたことを、自分だけの言葉で表す楽しさを、これからも味わってほしいと思います。

■今回の授業を終えて
今回の講師派遣では、中学生を対象に俳句の授業を行いました。生徒たちは俳句に触れ、楽しみながら、自分が感じたことや身近にあるものをことばにする時間を過ごしました。
また、同じ題材でも、見る人によって感じ方や見つけるものが違い、ひとつの題材からさまざまな「ことばの種」が生まれることにも気づくことができました。
自分の感じたことを五・七・五のことばにして表現することで、普段とは少し違った視点から身の回りのものや季節を見つめ、自分なりのことばで表現する楽しさを感じる機会となりました。

これからも「おきなわ文学賞普及啓発事業」を通して、子どもたちが文学を身近に感じ、ことばで表現する楽しさに触れられる機会を大切にしながら、一人ひとりの豊かな感性や想像力を育んでいきます。
▼「令和8年度俳句講師派遣事」詳細はこちらをご確認ください。