表彰式・祝賀会を行いました。

　去る2月1日（日）パシフィックホテル沖縄にて「第10回おきなわ文学賞」表彰式、10周年を記念した特別プログラムおよび祝賀会を行いました。

◇表彰式
　来賓、選考委員、入選者、ご家族、一般参加者の合計127名の方にお集まりいただきました。主催者あいさつ、入選者への賞状授与、総評、祝辞と続き、最後に小説部門の一席・沖縄県知事賞を受賞された秋沙美代さんに入選者代表あいさつをしていただきました。

◇10周年特別プログラム「文学の力」
　文学を生きる力にして壮絶な一生を送った“盲目の文士・真喜屋仁”に焦点をあて、沖縄盲学校の大田幸司校長による講話、沖縄盲学校の生徒による詩・短歌の朗読、沖縄盲学校の卒業生でありソプラノ歌手として活躍している読谷山こずえさんの歌をお聞きいただきました。

◇10周年記念祝賀会「はなうるパーティ」
　伝統舞台（組踊・沖縄芝居）戯曲部門の大城立裕選考委員のあいさつ、幸喜良秀選考委員による乾杯、各部門の選考委員の講評および入選者代表あいさつを行った後、入選作品の披露を行いました。詩部門の菅谷聡さん、短歌部門の枡田美和さん、俳句部門の本木隼人さんに朗読していただいた後、琉歌部門の新垣俊道選考委員、実演家の喜納吏一さんが神里千代子さん、上原仁吉さんの琉歌を三線にのせて歌って下さいました。入選作品を何らかの形として発表する新たな試みを、参加者の皆さまにお楽しみいただけたのではないでしょうか。

　「おきなわ文学賞」は、これからも県民の文学作品を広く公募し、優れた作品の発掘や表彰を行うとともに、作品の入選後の新たな可能性を模索して参ります。

＊ 新聞記事 ＊
　琉球新報社（2月2日）
　琉球新報社（2月4日）
　沖縄タイムス社（2月2日）